_CONCEPT

COOHEM(コーヘン)は「交編(こうへん)」に由来する造語で、山形県の老舗ニットメーカー米富繊維株式会社のファクトリーブランドとして2010 AUTUMN & WINTERよりスタート。「交編」とは、形状の異なる複数の素材を組み合わせて編み立て、まったく新しい素材を産み出す技術を指し、「COOHEM」はこうして誕生したニットツウィードと呼ばれる独自のテキスタイルを用い、まったく新しいトラディショナルウェアを表現している。高度な解析を要するプログラミングと、色や素材を組み合わせるクリエイションの融合。そして技術と経験を兼ね備えたベテランと豊かな感性と想像力を携えた若手、それぞれの職人が融合して挑む新しいモノづくり。表情も着心地も、より良く新しく、鮮やかでファンシーに。すべての工程が一箇所で完結する希少なファクトリーから、日本のモノづくりカルチャーを世界に発信している。

大江 健 Ken Oe 米富繊維株式会社 代表取締役社長 / COOHEM Director 日本有数のニット産地、山形で高校時代までを過ごす。卒業後、専門学校にてマーケティング、デザイン、ファブリックを学ぶ。その後、セレクトショップのスタッフを経て、2007年、国内有名ブランドとのOEM事業も数多く手掛ける家業の老舗ニットメーカー米富繊維株式会社に入社し、ニットテキスタイルの企画開発に携わる。長い歴史の中で独自に開発されたヴィンテージテキスタイルの数々に着目、ニットツウィードという素材の持つ無限の可能性を追求し、表現をすべく2010年に自社ブランド COOHEM (コーヘン) を立ち上げる。2016年には、TOKYO FASHION AWARD を受賞。2015年以降、米富繊維の代表として国内外に日本のファクトリーブランドの進化を発信している。

_MADE IN JAPAN , MADE BY YONETOMI

代表、大江健の祖父である大江良一が1952年に山形県山辺町に創業した老舗ニットメーカー。自社内にニットテキスタイル(編地)開発部門を擁し、これまでに開発したテキスタイルのアーカイヴは数万枚を越える。40年以上に渡るニットテキスタイルの開発技術は、世界でも類を見ないクオリティを実現。
その技術を基に素材開発から商品開発、量産に至るまでを一貫して山辺町の自社ファクトリーにて行い、OEM / ODM / 自社ブランドの3事業を柱に企画・生産・販売を手掛けている。自社ブランド COOHEM 然り、65年の歴史、技術、そしてクラフツマンシップに裏打ちされた唯一無二の米富繊維のモノづくりは、国内外多くのブランドやセレクトショップからの信頼と注目を寄せている。