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中国出張 〜上海・成都の旅〜
2015年になり、年明けからバタバタして昨年同様にBLOG更新も滞っておりました。。
さて、今年1回目の海外出張は中国。
上海・成都の旅でした。
いつもはパリの展示会、フィレンツェのPITTI FILATI、ニューヨークへの営業など欧米諸国が中心でしたが、今回はCOOHEMのお取引先様であるセレクトショップにて商品説明会を実施、また近年、経済成長著しい中国マーケットの視察が目的でした。
まずは上海。東京から飛行機で約3時間。
ホテルにチェックイン後、街へリサーチに出かけました。
東京と同じくらいの気候とのことでしたが、夕方からとても寒くなり、街行く人達も皆、ダウンジャケットを着ていました。
街にダウンジャケットの専門店があるほどの人気で、そのバリエーションの豊富さに驚きました。
目抜通りから一本入ると、昔ながら?というか雑多な中国が垣間見れましたが、ファストファッションの旗艦店がならぶファッションストリートは、原宿の明治通りさながらの発展ぶりが印象的でした。
まだ中国では、一部の香港系のセレクトショップを除いて、いわゆる日本でいう「セレクトショップ」という業態は非常に少なく、ラグジュアリーブランドとファストファッションの2極化したマーケットが特徴です。
上海にある10 CORSO COMOくらいしか、まとまってデザイナーブランドを展開しているところがありませんでした。
しかし、日本の人口と同じくらいの富裕層がいると言われる大国、中国。
今後、急速な勢いで変貌を遂げる日がくるかもしれません。
続いて、上海より国内線で3時間の成都へ。
こちらも基本的には上海同様にラグジュアリーブランドとファストファッションの旗艦店がならぶエリアですが、北京、上海に次ぐファッションマーケットとして世界中のグローバルブランドの出店が続いているとのこと。
成都の人は消費欲旺盛で、「貯蓄をしないで消費してしまう」ことが有名らしく、今後の発展が期待されていることもうなずけます。
現在、COOHEMは成都の高級百貨店MAISON MODE内にある「J.I 」というセレクトショップにて展開されています。
日本のブランドを集めたセレクトショップで、VISVIMやUNDER COVER、MUVEIL、plumpynuts などを展開しています。
約1時間半におよぶ商品説明は、たくさんのスタッフを前に緊張しましたが、とても真剣に、熱心に聞いてくださったので非常に盛り上がりました。
今回の旅で強く感じたことは、「百聞は一見に如かず」。
やはり自分の目で見てみなないとわからないことがたくさんあります。
僕たちはファッションの世界で仕事をしていて、その文化、歴史の長さから欧米諸国に憧れを強く抱きがちですが、現実、世界ではアジアのマーケットが急速に発展してきています。
その中で、日本のブランドとしてアジアをどう感じ、とらえていくのか?
考えるところも多いにあった「中国出張 〜上海・成都の旅〜」でした。