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N.Y&L.A出張に想う
お盆休みも残すところ本日まで。
という方も多いのではないでしょうか。
当社も明日より仕事がスタート。
例年、残暑が厳しい8月、9月ですが、気分的にはお盆を過ぎたあたりから秋を感じ始めることと思います。
前回の「COOHEM BLOG」でもご紹介がありましたが、7月末〜8月上旬までアメリカ・N.YとL.Aに出張に行ってきました。
目的は現地のSHOPへのプレゼンテーションとマーケットリサーチ。
まずN.Yにて2件のプレゼンテーションとマーケットリサーチ。
海外出展をスタートして1年、海外のSHOPからの問い合わせ等もあり、次の2015SSの試作サンプルやこれまでの代表的品番のサンプルをバイヤーに見てもらいブランドの説明を行なってきました。
写真は日本には現状、店舗がありませんがネット通販で大人気のJ.CREWのウィンドウ。
現地でもとてもお客さんで賑わっており、改めてJ.CREWの勢いを感じました。
日本には大手セレクトショップのオリジナル商品がありますが、アメリカではJ.CREWのようなミドルプライス(ラグジュアリーブランドとファストファッションの間)の商品やSHOPが少なく、特にビジネスの中心地であるN.Yにおいて仕事に着ていくことができて、ある程度質の高い商品の需要をJ.CREWが一手に引き受けているような印象を受けました。
J.CREWの商品は、一目でわかる手仕事感あふれる刺繍やインポート生地ラベル(THOMAS MASONなどのシャツ生地)を配したシャツ、NEW BALANCEやVANSなどとのコラボレーション商品(別注商品)など、ベーシックかつトラディショナルマインドあふれるテイストが今流に解釈され、わかりやすく提案されています。
この点は、日本のセレクトショップ的な手法というか、非常に似ていると感じます。
トレンドに敏感で、価格とモノのバランスを見極める目を持ったニューヨーカー達のライフスタイルを、ビジネスにプライベートに忙しい彼ら彼女達のワードローヴに対応していることも人気の要因なのかなと。
続いてL.Aへ。
N.Yから飛行機で約5時間。個人的にも初めてのL.A訪問。
真っ赤なVolkswargen BeetleにCOOHEMのサンプルを詰め、L.Aのセレクトショップ中心にプレゼンテーションに回りました。
気候は湿度のないカラッとした爽やかな気温で、日中は暑くなりますが、朝晩はちょっと冷える点は当社の本社がある山形の夏にも少し似ているかな。
車で点在するSHOPを回る中で感じたことは、車社会ゆえ駐車場が無いSHOPよりもなんらか駐車スペースがあるSHOPの方がお客様も多く、また雨が降ることが少なく、年間を通して比較的温暖な気候、海が近いというライフスタイルを反映してデニム、カットソー、ビーチウェアの品揃えが当然のごとく充実。
各SHOPともにターゲットがハリウッドセレブを想定していると思われ、ニットはカシミヤ100%で高価格(日本円で15万円ほど)のモノも多く展開されていました。
僕が今回訪れたL.Aで最も印象深かったのは、サンタモニカの近くのベニスにあるアボットキニー通りの各SHOPにあった中庭やグリーン。
卓球台があったり、中庭でくつろぐお客様がコーヒーを飲んでいたり、思わず長居したくなるような空気感。
様々なことがスピード感を持って進むN.Yとは対照的なライフスタイルがそこにはありました。
その中で必要とされる服やSHOP。
「生活の上に成り立つ」ということを強く感じました。
僕たちはファッションの世界で新しい服、モノ作りを日々追求しているわけで、当社もまた創業以来、ニットのモノ作りを続けてきておりますが、着る人、使う人のライフスタイル、生活の上に成り立つモノであることもモノ作りの追求と同時に大切なことだと改めて感じました。
モノ作りは奥が深い分、ある種盲目的になりがちですが、自身の生活の上に成立つテキスタイルなのか?、成立つデザインなのか?、いろいろ考える良いキッカケとなりました。
いつものPARIS出張とはまた違った刺激を受けつつ、お盆明けからCOOHEM 2015SSの本格的なサンプル作成がスタートします。
皆様、乞うご期待を!
Director 大江