_NEWS & BLOG

米富繊維・Coohemの仕事 〜商品開発(しょうひんかいはつ)〜

「米富繊維・COOHEMの仕事」 第三弾は、CoohemおよびODM商品企画・デザイナー、ニットテキスタイル開発スタッフが在籍する商品開発(しょうひんかいはつ)です。

この部署は約40年ほど前から米富繊維株式会社が続けてきた編地開発が前身で、主にOEM/ODMの編地依頼や、ニットメーカーの合同展示会の提案サンプル、自社ブランドCOOHEMの商品企画を担当しています。

ニットテキスタイル開発の大ベテラン職人である二人に加え、僕とアシスタントデザイナーが日夜、新しい商品を開発するために悪戦苦闘のモノづくりをしています。

ニットテキスタイルの開発や商品企画は、イメージを具現化することが職業。完成形である「服」のイメージを共有しながら具体的なモノづくりを進めていきます。

IMG_7729

原料(糸)の方向性が決まったら、何度も何度もイメージに近づけるために編地を編んでいきます。

COOHEMは1つのニットツウィードが完成するまでにおよそ20パターン近い編地を編んで、「色」と「柄」を作っていきます。

1つのシーズンの企画が全て終わる頃には、大きなダンボール2つ分を超える編地が。。
これほどまでに素材作りに時間をかけるブランドやニットメーカーは他に類を見ないかもしれません。

IMG_7732

編地が完成すると、その編地を「形」にするために商品のデザインも含めて仕様書を作成。

サンプルを編む編立(あみたて)スタッフやパタンナーに指示するためにニット特有の細かいディティールまで仕様書に落とし込みます。

IMG_7728

特にデザイナーは、パタンナーとの打ち合わせも細かく行い、縫製仕様面を決定。

ニット特有の伸縮も計算しながら、1stサンプルの修正も含めて慎重に、そして丁寧に進めていきます。

IMG_7600

特にCoohemに代表される「糸」から「編み」、「商品」の仕上がりに独自性を追求していくモノづくりでは、このように確かな経験と技術を持ったベテラン職人たちと一緒にモノづくりできる環境があってこそ。

机の上でイメージを具現化するのは難しく、工場の中で、自分のイメージが形になっていく過程に自分自身が介在しているからこそ見える発見や発想があります。

一つ屋根の下で、職人と共に商品企画をしていく醍醐味がそこにはある。

そんな仕事がしたい人に向いている部署とも言えます。

その他、JAPAN BEST KNIT SELECTIONなどの合同展示会におけるニットメーカー・米富繊維としての提案用サンプルも作成。

企業の開発部門として、今後もブランドだけではなく新しい提案にチャレンジしていきます。

IMG_5329

商品開発は一人一人の完成をそれぞれが「形」にしていくことが求められる仕事ですが、一人の力ではできないことがあります。

チームだからこそできるモノづくり。

長い経験と技術の上に成り立ち、時代に合わせた柔軟な発想力が新しい提案につながる。

ブランドを運営することによってかつての編地開発力に商品企画力が備わり、今後も他に先駆けた提案を追求していきたい。

ニットのデザイナーを目指す方、編機を使ってニットテキスタイルを開発していきたい方のご応募お待ちしています。

COOHEMもMEN’Sラインがスタートし、会社としてもMEN’Sのモノづくりにも力を入れていくため、男性のご応募も大歓迎です。

IMG_7727

文書1

<商品開発(しょうひんかいはつ)の仕事にはこんな人が向いています>
・四六時中ファッションやモノづくりを考えていることが好きな人。

・モノづくりの現場からファッションを発信していきたい人。

・自分の「イメージ」を「形」にする仕事がしたい人。

このBLOGをご覧になって興味がある方は是非、会社説明会、工場見学にいらして下さい。

米富繊維株式会社 採用情報

中途採用に関しても同時に募集しております。

皆様のご応募お待ちしております。

Director 大江

_BLOG