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リアルSHOPだからできること

少し肌寒く、すっかりニットの季節になりました。

先週の10月18日よりCOOHEM初のポップアップイベント「COOHEM Arts and Craftsmanship」がスタートしました。
初日の夜のトークセッション、初めての週末を終え、改めて思った「リアルSHOPだからできること」を今回のDirector’sBLOGのテーマとしたいと思います。


JR馬喰横山駅から徒歩3分、長野県上田とデンマークに拠点を置くhalutaが運営する「次の世代に引き継いでいきたい人や食、地域」をテーマにした SHOP「frø(フォイ)」にて10月18日より10月27日まで10日間限定でオープンしています。



COOHEMを企画、生産している米富繊維・山形本社の工場のビジュアルを展示、生産背景を感じる空間の中で販売している商品は、2019AUTUMN&WINTERのWOMEN、MEN、UNISEXに加え、カードケースやウォレット、クッションカバー、パネルなど雑貨類、このイベントに向けて作成した限定商品も展開しています。



10月18日夜は、COOHEM・米富繊維のブランディングを支えてくれている山形を拠点にクリエイティブ活動をおこなうアカオニ・小板橋さんとのトークセッション「山形からデザイン、ファッションを発信するということ」を開催、定員を越える多くの方にご来場頂きました。

なぜ、山形を拠点にするアカオニさんにCOOHEMのブランディング、ロゴデザインやWEB、シーズンビジュアルから下げ札類に至るまで依頼したのか?

ファッション化と非ファッション化、あらゆる視点でこれまでの軌跡とこれからのブランディングについてお話ししました。


また、10月20日から3日間限定でニット巾着をリンキングミシンで作るワークショップも開催。

たくさんの方がご来場頂き、はじめてリンキングを体験していただきました。
*ミシンの調子が悪く、大変お待たせしてしまったお客様には大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。


COOHEMは直営店舗をもっておらず、自社運営はCOOHEM ONLINE SHOPのみとなっています。

販売に関しては、全国の卸先SHOPで展開して頂いておりますが、今回の期間限定ポップアップイベントを通して、改めて「リアルSHOPだからできること」を感じます。

EC全盛、全国どこにいても、いつでも、何でも商品が買えて、翌日には手元に届く。
溢れるほどの情報の中で、欲しいものを1円でも安く買う方法をWEBで探す時代。

ただ商品が欲しいだけならECの方が効率がいいのかもしれない。

その瞬間、その商品に携わる人に、その商品が作られる背景を感じることができる空間で、完成されるまでのプロセスやモノづくりの話を聞くことができる。

当たり前のことだけど、それが「リアルSHOPだからできること」。

トークセッションやワークショップなど、特別なコンテンツを通して、ブランドの世界を体感した上で手に入れるCOOHEMは、今までONLINE SHOPをご利用頂いてきた「使い手」であるお客様にとっても、「作り手」「伝え手」である僕たちにとっても特別なものになれるのかなと。

イベントは10月27日(日)まで。

10月26日(土)夜には2回目の森岡書店・森岡さんとのトークセッション「一冊の本と一着のセーター」の開催を予定しております。ご興味ある方は是非ご予約お待ちしております。

残すところあと1週間、皆様のご来場お待ちしております。

Director 大江

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