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SPECIAL DOWN JACKET !
猛暑がおさまり、早くも気候が一気に秋に近づいてきましたね。
(あれだけ暑かったのは幻だったのでしょうか・・・というくらい。。)
デザイナーの豊永です。
今回はこのA/Wコレクションでも特にこだわり抜いたダウンジャケットをご紹介させていただきます。
COOHEMのダウンジャケットと言えば、AWではここ数年必ず発表しており、とても嬉しいことに多くのお客様にご愛顧いただいております。
毎年少しずつデザイン、機能性の面でもマイナーチェンジをしており、今回に至っては、もはやダウンジャケットではなくダウンコートとして着られるものに仕上げました。
裾とポケットに使用している布帛部分の生地は、某高級ダウンブランドも使用している日本製の高密度ポリエステルを採用し、ツィードとのコントラストと高級感を徹底的に追求しました。
それにより上品さを生み出し、またフードを付けることによってほど良いカジュアル感もプラスし、ベストバランスを生み出せたと思っています。
引き続き袖内側のリブ使用、ダウンとフェザーの質、ジップとボタンのダブル使いなどもこだわり抜き、ダウンジャケットとしての機能面・防寒面も完璧です!
こちらのツイードはGREY/BLACK の2色展開です。
今回の15AWコレクションのキーワードの一つ「ミリタリー」を表現したカモフラージュ柄も。
「編み」でできるだけリアルにカモフラージュ柄を表現し、かつCoohemらしいファンシーな要素も表現する。
何度も職人と一緒に編地の試作を繰り返し、そして誕生したテキスタイルです。
ポリエステルとのコンビネーションを活かしつつ、MA-1をイメージソースにして裏地をオレンジに。
COOHEMの「ミリタリー」を表現できた自信作です。
そして先にも触れました、こだわりぬいた日本製の高密度ポリエステルの生地。本当に滑らかで上品な潤いある光沢感が非常に特徴的です。
そちらを贅沢にも部分使いとうデザインに仕上げましたが、だからこそその存在感を引き立たせることができたと思っています。
是非より多くの方に実際に触ってみて頂きたいです。
日本国内では本当に高い技術で高品質なものがたくさん作られているのだなと、こういった「ものづくり」を通して毎回実感させられますね。。
こちらはパリの展示会の合間にダウンを着て街中を歩くスタッフ二人。
手間暇かけて仕上げたサンプルを、こうやってパリの街になじんで着てもらっている写真を見ることも、デザイナーとして気分の上がる機会だったりします!
そしてこれは個人的なことですが、、最近は欲しいと思ったものは欲しいと思った時に買うようにしています。
もちろんお配布事情などもありますが…やっぱりファッションはそんな五感や直観を大事にしていきたいですね。
最後に、、、『COOHEMのダウンジャケットを毎年着て頂いているお客様。』がいらっしゃるということ。
実は冬が近づいてくるとダウンの引っかけ等のお修理の依頼が増えます。
それは私たちにとって、とても嬉しいことであります。
もちろんダウンだけではなく、お修理に関してお客様にはいろんなお手間を掛けてしまっていて申し訳ないのですが、それでもまた着たいと思っていただいているから依頼をしてくださっているのかなと。
ですのでなるべく短期間で素早く、可能な限り買った時の状態に戻すことを心掛けています。
(※Coohemでは、ご依頼いただければどのシーズンのものでもお修理を承っています。)
皆様に長く愛され着て頂けるような商品をご提供できるよう、私も頑張っていこう…!!
そんな風に改めて感じている今日この頃です。
Coohem 豊永