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パリ展示会リポート
皆様こんにちは。
COOHEMアシスタントデザイナーの神山です。
今回のブログでは、2週間ほど前に開催されたフランス・パリのファッションウィークについてリポートしたいと思います!
COOHEMが参加する合同展示会は、かの有名なルーブル美術館内で開催されるTRANOI FEMME(トラノイ フェム)という歴史あるトレードショー。
モナリザやニケ像など、まるで時が止まったかのように存在し続ける美術品の隣で、半年ごとに新しいコレクションを発表する。
毎回のことですが、改めて意識するとなんだか不思議な心境です。
毎シーズン新しいものを発表してはいますが、私達の作る製品もそんなタイムレスな魅力をお客様に感じて頂けるといいな、と思っております。
さて、TRANOI FEMMEの会場には世界中から300近くのブランドが集まっています。
入場したバイヤーさんはお目当てのブランドをチェックしつつ、会場全体を見て回ることで新しいブランドも発掘できるのが合同展の良いところ。
COOHEMのブースはこんな感じです。
日本の展示会に比べるとぎっしり!という枚数。
デリバリーの時期でざっくり分けつつ、色の並びや素材感の並びを整え、1ラックに入る枚数を均等に見せつつ、キャッチーでアイコニックなアイテムはパッと目につく位置に。。。
限られたスペースの中で、できるだけ多くのアイテムを美しい状態でご覧頂く為に、毎回レイアウトには頭を悩ませます。
ですが通りがかりのバイヤーさんが、たまたま目に入ったCOOHEMの製品に「何これ!?」と引き寄せられるようにブースに入ってくるのを見るのは、とても嬉しいものです。
また、海外のお客様を接客していて面白いのは、国によって人気のアイテムが違うことです。
日本ではそこまでだったアイテムも、急に脚光を浴びだしたり、その逆もあったり。色のチョイスやセレクトの構成も、独特の偏りがあります。
例えばアジアのお客様のお店では、中国の旧正月の時期に合わせて仕入れが赤色のアイテムだらけになったり、とか。
イタリアのお客様は、テーラードジャケットを着たら必ず襟を立てる、とか。
地域ごとの文化や美学をリアルに目にすることができるのは、とても貴重な体験です。
全体的に色の鮮やかなもの、可愛いよりもかっこいいイメージのものが好まれるので、展示会中のスタイリングは、海外仕様でちょっと派手め&強めにしてみました。
今回は既存のお客様に加えて、イタリア、フランスの専門店さんとも新たにお取引が決まり、まずまずの結果となりました。
お立ち寄り下さった皆様、ありがとうございます!
またこのブログをご覧頂いた皆様にも、少しばかりのTRANOIの雰囲気を感じて楽しんで頂けたら幸いです。
Au voir!