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初の一般の方に向けた工場見学会

先日のDirector’s BLOGでもご紹介したJAL機内誌「SKYWARD」掲載に関して、全国から多くのお問い合わせを頂きありがとうございます。

そんな中で、今週の13日(木)より米富繊維株式会社初の一般の方に向けた工場見学会「YONETOMI FACTORY TOUR」を開催します。


より多くの方々に、COOHEMを産み出し、世界へ向けて日本のモノづくりカルチャーを発信し続けている米富繊維の唯一無二のモノづくりを知って頂きたいという思いからこのような機会を設けました。見学日は、東北芸術工科大学が主催している「山形ビエンナーレ」開催期間中の9月13日(木)~14日(金)、21日(金)~22日(土)の計4日間です。(お申込み方法などの詳細は下記をご覧下さい)

古くから日本のニット産地として栄えた山形県・山辺町。
私の祖父母、大江良一・英子によって戦後に創業、かつては町民の大多数がニット産業に従事していたというこの土地で米富繊維はモノづくりを続けてまいりました。

高度成長の波に乗り事業を拡大していく中で、常に時代の最先端のモノづくりを業界に提案、サマーニットの生みの親といわれる逸話がある工場でした。

時代の流れに翻弄されるかのように、海外生産が主流となる中で事業の縮小を余儀なくされましたが、2代目である現会長・大江富造の時代より続けてきた編地開発の歴史と技術がCOOHEMという自社ブランド誕生の背景にあります。


工場見学会では、1本の糸からセーターが作られていく過程や他では真似できない編地開発技術、COOHEMのモノづくりを手掛け、支えている職人たちなど、COOHEMのコレクションが完成するまでの裏側をたっぷり堪能して頂くことができます。



なぜ?このタイミングで一般の方を対象とした工場見学会を実施したのかというと、今後ますます「顔」の見えるモノづくりが重要になってくるファッション業界で、一人でも多くの方に私たちのモノづくりのこだわりだったり、培われた技術だったり、その歴史と技術にあぐらをかくことなく新しいモノづくりに挑戦する姿勢だったり、感じて頂ける機会を創っていきたいという想いがあるから。

哀しきかな、地元・山形でも、山形や山辺町がニットの産地であるという認識が薄くなってしまった昨今、改めて世界に向けて発信するに価するモノづくりがこの地にあるということを地元の方々にも知って頂きたいと思います。

今回は会社としても初の試みでまだまだ手探りな部分もありますが、参加された方の中から将来、米富繊維のモノづくりを支える仲間が増えたり、お取引先になったり、コラボレーションが実現したり、良きご縁につながるのであればなお素敵なことだと思います。

YONETOMI FACTORY TOUR 
受付 完全予約制(先着順)

予約方法 電話:023-664-8166またはメール:info@yonetomi.co.jp
※見学日の3日前までご予約を承ります
参加費 無料

工場見学実施日 9/13(木)、9/14(金)、9/21(金)、9/22(土) 時間 10:00~11:10/14:00~15:10
※開始10分前を目安にお越しください。
所要時間 約70分
人数 各回1名様~10名様

場所 米富繊維株式会社 山形本社 山形県東村山郡山辺町山辺 1136
Tel 023-664-8166
※正面玄関よりお入りください。

注意事項 ・キャンセルや人数・時間のご変更は見学日の3日前までお電話にて可能です。
(予約状況によっては対応できかねます。)
・旅行会社の企画募集による見学は受け付けておりません。
・駐車場が大変限られているため乗り合わせてお越しください。
・お客様の事由による当社工場内での事故・怪我などについての責任は負いかねます。 問い合わせ先

米富繊維株式会社
電話:023-664-8166
メール:info@yonetomi.co.jp
営業時間9:00~17:00(土日祝を除く)

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

DIrector 大江

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