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2017年3月上海出張 〜SPIN EXPO〜

今回のDirector’s BLOGは、今月初めの上海出張について。

僕自身、2回目となった中国・上海にて開催された糸の展示会「SPIN EXPO」ですが、現在企画進行中の2018 SPRING&SUMMERの元になる原料を探してきました。

以前にもこのBLOGでも書きましたが、中国独特のカラーリングとニットのテクニックが提案されていました。

出展メーカーの方に聞くところ、日本からの来場者も少なくなってきているようでしたが、初日、2日目は来場者も多く、ブースのアポイントがとれないメーカーも多々ありました。

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ファンシーで立体的なテキスタイルが多く提案される中、原色使いのハッキリしたカラーリングは昨年同様にアジア特有のトレンドなのかもしれません。

フリンジや編地をカットしたテクニックも前回の秋冬の展示会同様に多く見られました。
カラーリングは別にして、糸の組み合わせやカットの仕方は参考になります。

中国に限らずですが、ニットで作るスポーツアイテムが世界的に注目される昨今、ファッションだけではなくヨガやリゾートウェアの提案も目立ちました。

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こうして見ると、ニットの可能性ってまだまだあるんだなと感じさせられます。

そうした提案の中で、Coohemとしていくつか面白い糸をピックアップできました。

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日本の一宮の技術も素晴らしいですが、中国メーカーには日本ではつくることができない機械を使用したものもあったりと、新しい発見がありました。
イタリアでできること、日本でできること、中国でできること、それぞれありますが、色々なものを見て、触って体感することで、糸(原料)を見る目を鍛えているような感覚です。

そういう点でモノづくりの奥深さをまだまだ感じた出張でもありました。

展示会の合間を見て、中国のマーケットをリサーチ。

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百貨店やショッピングセンターの中の現地ブランドのSHOPを回ると。。。

「赤」「黒」「ピンク」とウィンドウで提案されています。

そして、椅子まで「赤」と「黒」。。

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中国人が好きな色は、「赤」と「黒」で、「ゴールド」や「ピンク」など元気で縁起が良いカラーを好むそうです。
そうしたポイントも、世界の、日本の大きな流れとは異なり、現地に来ないと感じることはできないことなのかもしれません。

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急速な勢いで発展する「中国」というマーケット。

まだまだ日本のセレクトショップのような業態は少なく、ラグジュアリーブランドとファストファッションの両極しか目立ちませんが、中間層が増えてマーケットが成熟化し日本のセレクトショップのようなミドルマーケットができる日もそんなに遠くないかもしれません。

前回の上海出張でも感じましたが、「生産地」としての「中国」と「消費地」としての「中国」、これをどう考えていくのか?

日本のブランドにとっても課題になってくることだと思います。

今回の出張でサンプリングした糸たちがどう表現されるのか?

すこし先のお話ですが乞うご期待下さい。

Director 大江

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