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「NEW TRAD ON THE STREET」で過ごす2017年春

久しぶりのBLOG更新となりました。

 

1月のパリの展示会を終え、2月初めの東京での2017年AUTUMN&WINTER展示会。

初のMEN’S&WOMEN’Sの国内展示会は新規バイヤーさんも多く、この秋冬からMEN’Sの商品も都内に限らずご覧いただけるお店も増えそうです。

さて、今回のDirector’s BLOGは、2017 SPRING&SUMMERのテーマ「NEW TRAD ON THE STREET」について。

NEW TRAD(新しいトラディショナルウェア)がON THE STREETってどういうことなのか?

90年代ブームやSTREET FASHION隆盛のファッションの世界。
スニーカーやロゴスウェットなど、これまで馴染みがなかった方も自身のファッションに取り入れることが多くなってきたことが多いと思います。

そうした流れの中でニットを中心として新しいTRADITIONAL WEARを提案してきたCoohemが少しだけ今のSTREET FASHIONの気分を取り入れたコレクション「NEW TRAD ON THE STREET」を提案します。

元々、スニーカーなどは展開していましたが、スタジャン、デニム、スカジャンなどのアイテムを春らしいニットテキスタイルで表現しています。

テーマカラーは春夏らしい、WHITEとNAVY。
潔いカラーリングとCoohemらしい素材感がキレイなラインナップとなりました。

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COOHEMはブランドスタートして以来、ブランドのベースにTRAD=TRADITIONAL WEARを軸に商品を展開してきました。

ニットブランドでありながら、いわゆるセーターのような「ニットらしいもの」よりも、ニットジャケットやライダースジャケット、ブルゾン、コート、ダウンジャケットやスニーカーなどある意味で「ニットらしくないもの」に挑戦し、そのデザインリソースをTRADなテイストに求め、色鮮やかでファンシーなニットテキスタイルでアウター類を中心にコレクションを構成しています。

このBLOGやCOOHEM BLOGでも何度か触れておりますが、下の写真は「絵本アイビーボーイズ図鑑」を始めとするアイビーファッションやTRAD STYELEのバイブルとも言える書物からインスピレーションを得ています。

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絵だけ見るとニットと何の関係もないスタイル、デザインですが、こうしたアイテムを作るためにニットテキスタイルの開発からスタートします。

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MEN’S&WOMEN’SでCOOHEM ONLINE SHOPや全国の卸先SHOPでも完売がしているのが写真のSTRIPE TWEED。

春夏のシアサッカーを思わせるテキスタイルが涼しげで、これまでのカラフルでファンシーなCoohemとは一味違ったシンプルさが新鮮な印象。

特にこの素材は、MEN’Sコレクションのために開発され、WOMEN’Sにも展開して少しMEN’Sライクでマニッシュな印象となりました。

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また、TRADなデザインとSTREETなアイテムをMIXしたコレクションとして、春夏なのにアウターが充実しています。

コットンのフワフワしたモールのスタジアムジャンパーや盛夏まで着れるスカジャンタイプ、デニムツウィードのGジャンなどブルゾンタイプでもこれだけのバリエーションを揃えました。

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春夏のアウターって着る時期が短いと思われがちですが、秋口に着ても自然な素材感を考えると、コットンベースのニットツウィードのアウターって実は一年で一番着る時期が長いのかもしれません。

肩パッドや裏地、袖裏もない、カーディガンのような着心地は、年間を通していろいろなスタイリングを可能にします。
時に布帛アウター・コートのインナーとして、暖かくなりだした季節にはそのままアウターとして。。

僕も、SPRING&SUMMERの素材感を秋口、冬に入る前の時期にストールを合わせたりやパーカーなどをレイヤード(重ね着)してよく着ています。

世の中、古着ブームやSTREET FASHIONが多く見受けられる中で、本物のスタジャン、スカジャン、Gジャンなどのアイテムに若干抵抗がる方も、COOHEMのニットでできたこれらのブルゾンならカーディガン感覚で、羽織ってみて頂けるのではないかと。

少しだけ時代の気分も取り入れつつ、自身のベーシックなワードローブにも合わせることができる。

そんなアイテムがNEW TRADと言えるのではないでしょうか?

そんな少しだけSTREET FASHIONのテイストが入ったCOOHEMの新しいTRADアイテムで、今年の春を過ごしてみるのもいいかもしれません。

Director 大江

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