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Coohemは「Normcore」?

なかなかこのBLOG更新が続かない僕ですが、最近思うことを。。

前回に引き続き、僕自身が好きなものを交えて。

最近、業界では「目新しいトレンドやスタイルは出尽くして、次に来るのはノームコアだ!」なんて言われております。

この「ノームコア」はNormcoreと書き、NORMALとCOREの造語だと言われているようです。

和訳では「究極の普通」など言われており、スティーブジョブズの黒いタートルネックにデニム、ニューバランスというスタイリングがその代表格だそう。
究極に自分のスタイリングが確立されている様というか。

2015SPRING&SUMMERに向けた各素材メーカーのダイレクトメールにも「テーマはノームコア」なんて書いてあるこの頃。

僕も初めて聞いたこの言葉、自分なりに考えてみました。

そして、自分のワードローブを見てみると。。

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「普通」の代表格とも言えるSAINT JAMESやagnes.b、加えてmarimekko、norikoikeなど。
ブランドはフランス、フィンランド、日本と様々ですが、共通しているのは、ボーダーのカットソーでクルーネックかボートネック。

見る人が見れば全て同じようなものばかり。

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続いて、好きなアイテムの一つ。シャツ。

そのほとんどがボタンダウンシャツ。

色は白、ブルーがグラデーションのようにあり、ブルー×白のストライプ、ギンガムチェック、ドット柄のプリントシャツも。
こちらもまた同じように見る人によっては同じようなものばかり。

「ノームコア」ではありませんが、学生時代からこれまで、色んな服に袖を通してきて、いつも側にいてほしい服の典型がこの二つのような気がします。

もちろん、それ以外にもネイビーブレザー、チルデンセーターやカシミヤ、ベーシックなハイゲージのカーディガンなどもその部類に入る気がします。

メンズだからかもしれません。

以前、服屋の先輩方に教えて頂いた「男のワードローブに必要な服」が基本としてあるのかもしれません。

そしてこの先、数十年後も僕にとってはボタンダウンシャツにネイビーブレザーというスタイルは欠かすことのできないスタイリングなのだと思います。

流行のスタイルを取り入れることも嫌いではありません。

学生時代からこれまで、様々な系統・スタイリングの変遷があったのも事実です。

時は流れ、僕は今、洋服を作る仕事を生業としました。

ニット、そしてレディスウェアを中心としたブランドを。

いつも取材等で「これまでのキャリアとCoohemの商品のギャップがありますね」と言われることが多いですが、メンズのクロージング出身の僕にとって今のCoohemもまた自分のワードローブと同じようにトラディショナルマインドを盛り込んだ服であると思っています。

表面的な「ノームコア」ではなく、ある意味「精神的なノームコア」というべきか、Coohemもまたニットツウィードという素材を軸に表現しているだけであって、皆さんのワードローブにあるアイテムにも相通じるデザインに落とし込まれています。

これから先もそのスタンスは崩したくないと。

「究極にこだわったFANCYな普通の服」

Coohemの服に袖を通して、初めて見たFANCYなテキスタイル、初めて感じた軽く柔らかなフィッティングを好きになって頂いた方。

その人達のワードローブの中で、「いつも側にいてほしい服」として一つでもエントリーされるのであれば、服屋冥利に尽きると感じる今日この頃でした。

次回はようやく夏がくるのに、一足早く2014AUTUMN&WINTERで渾身の一品となったCoohemブランド史上最高のTWEED、VIMAR CASHMERE TWEEDについて書きたいと思います。

Director 大江

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