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my favorite KNIT #001

新年あけましておめでとうございます。

2013年がスタートし、Coohemのホームページもリニューアルしました。

BLOGについても、PRESS情報や新着商品のご紹介などを「Coohem BLOG」としてSTAFFが発信するものと、私、Director大江がモノ作りの裏側や日々考えていることをご紹介する「Director’s BLOG」としてお伝えする形になりました。

そこで、リニューアル後の「Director’s BLOG」の連載として「my favorite KNIT」と題し、私のワードローヴの中からお気に入りのニットアイテムをご紹介します。

記念すべき第一弾は、norikoike(ノリコイケ)のボーダーニットです。

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これは、数年前に購入した某セレクトショップ別注モデルで、フランス産ウールを家庭機で編んだ非常に軽く膨らみがある素材感が特徴です。

このnorikoikeというブランドは、日本のニットデザイナーで小池のり子さんが設立したニットブランドで、クラシックなニットのモノ作りが玄人受けした伝説のニットブランドでした。

今現在は、ブランドが無くなってしまったのが非常に残念ですが、私のワードローヴのニットアイテムの大半はこのブランドです。

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ニットのモノ作りの世界では、いわゆる①”ハンドニット=手編み”、②”手横(てよこ)=手動横編機で編んだもの”、③”家庭機(かていき)=家庭用編機で編んだもの”、④”自動機(じどうき)=自動横編機で編んだもの”が存在し、それぞれテクニック(技術)の違いと製品を作った時の特徴や良さがあります。

(*ホールガーメントは④に含まれる)

今回ご紹介するこのニットに関しては、③の家庭機で編んだものだそうで、天竺編のふっくらとした風合いと微妙に不均一な目面(めづら)=編目の表面が何とも言えない雰囲気があります。

Coohemの商品は全て④の自動機で編まれ、ニットツウィードに関しては自動機でしか編むことができないため、今回のnorikoikeさんの商品とはポジショニングが正反対でありますが、それぞれに特徴と良さがあると個人的には思います。

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あまりにもヘビーローテーションして肘の部分が修復不可能な形に穴が空いてしまったため、Coohemのニットツウィード生地でエルボーパッチを付けて着ています。

ベーシックなデザインのニットは巷に溢れていますが、このニットのようにベーシックでありながら、素材感だったり、雰囲気だったり、何かコーディネイトの中にいつもあって安心感があるニットも大切に感じる今日この頃です。

少しマニアックな説明になりましたが、こういう風にリペアしてまで永く着たいニットを作っていきたいと思います。

Director 大江