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ニットツウィードの新しい可能性

いよいよ今週よりパリ出張。
直前の展示会準備が大変な中のBLOG更新となりました。

今回のDirector’s BLOGは、「ニットツウィードの新しい可能性」について。COOHEMファンの方は、ご記憶に新しいかもしれませんが、この「COOHEM Knit Tweed Life」、昨年の11月、12月に東京はPASS THE BATON表参道店、山形はとんがりビルにて展開したCOOHEMのニットツウィードを使用したウォレット(財布)やカードケース、ポーチなど。

この度、6月14日より開催されたインテリア・ライフスタイルの展示会「Interior Lifestyle Tokyo」にてデビューしました。
2017年の年末から展開を本格スタートします。

COOHEMとして初めて出展する「Interior Lifestyle Tokyo」は、東京ビッグサイトで開催される国内では最大規模のインテリア・ライフスタイルの展示会です。

いつものファッションの展示会とは異なり、壁紙や紙モノ、家電やファニチャー(家具)にいたるまで「日常」を彩る様々なアイテムのメーカー、ブランドがブースを構えます。COOHEMでは、2018 SPRING&SUMMERの一部のサンプルとともにニットツウィードをライフスタイルグッズに進化させた新しいコンセプトラインである「COOHEM Knit Tweed Life」のウォレットやカードケース、ポーチなどを並べました。

そのほか、PASS THE BATONなどでは販売したこともあるニットツウィードパネル、クッションカバーなども展示。

過去のマスターピースとも言えるニットツウィードがファッションとはまったく違う存在感を放ちます。

インテリアに関するメーカーやブランドも多数出展していることもあり、来場者の方にはテキスタイルメーカーと見間違えられるほどの印象があったようですが、横に並んだ2018 SPRING&SUMMERのCOOHEMのコレクションを見て、あくまでファッションブランドだからこうしたテキスタイルが作れるのだと感心される方も多かったのは事実。

そう、既存のテキスタイルメーカーとCOOHEMのニットテキスタイルの違いは、織物(布帛)と編物(ニット)という物理的な違いから、あくまで服にする前提で独自に開発された素材である、時代の流れをモノづくりに取り入れながら表現している点が違うのだと思います。

途方もない時間と多くの人たちの手で作られるニットツウィードが、ファッションのシーズン性によって半年スパンで移り変わっていくことにある意味で疑問も感じていました。

 

「時が過ぎても変わらない価値」もある。

 

そんな過去のアーカイヴスがパネルやクッションカバーになって、新しい価値を感じることのできるアイテムに生まれ変わる。

ファッションブランドとして、半年スパンの中で時代を感じ取り新しさを追求する一方で、過去の自分たちが作ってきたニットツウィードに再び光を当てる。

そんな想いが、この「COOHEM Knit Tweed Life」というコンセプトラインが生まれた背景にあります。

7月11日〜14日に開催される東京・外苑前で開催される「COOHEM 2018 SPRING&SUMMER」の展示会では、WOMEN’S、MEN’Sのフルコレクションに加え、こちらの「COOHEM Knit Tweed Life」も一堂にご覧いただけます。

ご興味なるプレス、バイヤーの方は是非、展示会の詳細を下記のアドレスまでお問い合わせください。

info@coohem.jp

一般のお客様は、12月上旬頃(予定)からCOOHEM ONLINE SHOPでも販売を開始しますので乞うご期待ください。

「ニットツウィードの新しい可能性」

それは、COOHEMの新しい可能性につながっていきます。

Director 大江

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