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子供達と考えるCoohemの可能性

先日、地元・山形での3回目のイベントを終えました。

卸先SHOP各社で開催していたCUSUTOMIZE KNIT TWEED、今回は夏の定番Tシャツのカスタマイズです。

今回は残念ながらウィメンズデザインのみでしたが、次回は男性のお客様にも楽しんで頂けるイベントを考え中です。
会場は山形ではお馴染みとなった「とんがりビル」、こんなに大きなスペースで展開できるのは都内では考えられないことです。

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色とりどりのツウィードポケットがたくさんあるので、自分にとってベストな1枚を選び出すことは大変ですが、合わせるポケットで表情が変わるのがカスタマイズの醍醐味と言えます。

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Tシャツのカスタマイズに加え、財布やポーチなど小物も展開。ウェアも一部メンズ、ウィメンズでご紹介しました。

また、これまでの数々のCOOHEMのイベントの中で初の試みだったのは「キッズスペース」を設けたこと。

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地元・山形でのCOOHEMのイベントにご家族でいらっしゃる方も多いため、子供達が遊んでいる側でゆっくりお買い物を楽しんでもらえるようにこのスペースを作りました。

子供達が暇を持て余すことのないように、今回はCOOHEMのアイコニックなアイテムであるノーカラージャケットとテーラードジャケットの「ぬりえ」を用意。

クレヨン、色鉛筆、サインペンに加え、COOHEMのファンシーヤーンをテープやノリで自由に貼ったりして遊べるようにしました。

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子供達が徐々にハイテンションになっていくわけですが、男の子も女の子も「ぬりえ」している時の集中力はデザイナー顔負けです。

「色」に対する常識にとらわれない子供達の感性は、本能的かつ瞬間的であり何にも縛られない自由な発想だと感じます。

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こうして年齢、性別を越えた色んな人の作品を貼り出してみると、楽しさ溢れる演出にもなります。

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子供達にまぎれて僕たちスタッフもトライ。
これがやってみると童心にかえるというか、大人でも楽しい遊びとなりました。
それぞれが思うカワイイ、カッコイイ、ツウィードジャケット。
何も考えずに、ただただ直感的に色を重ねていく最中に、意外にも新しい発見があったり。。

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僕自身もトライしてみて、自分の好きなテイストって変わらないんだなぁと。
無心になって色を考えたのは、いつ依頼だろう??と思ったり。。

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大人になるといろいろな角度から様々な情報や常識が入り、自由なようで不自由な中で物事を考えなくてはなりません。

業界の常識、今の時代感、これまでのブランドイメージ、ビジネスとのバランスなどなど。
日々、モノづくりをしていても、ただただ無心で考えるということがなかったことに気がつきました。

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常識や先入観に縛られない子供達が示したCOOHEMの可能性。
色を塗る、重ねる、糸を貼る、シンプルなことですが、そこに個々の感性が反映されてクリエーションとなる。
改めて「Coohemって楽しい服なんだな」って子供達に気付かされたイベントでした。

「服が売れない」「ファッションに楽しさがない」などとメディアで騒がれる昨今、「服育」ではないですが、子供達にデザインする楽しさ、楽しい洋服着たいって思ってもらえるキッカケを作っていくことも大事だと思います。
今回遊びに着てくれた子達が将来、何かしらクリエイティブな仕事に興味を持ったり、山形のニット産業に関心が芽生えたり、洋服を着ることが楽しく感じられたりするならば、良かったなと感じます。

そして、未来のCOOHEMのファンになってくれればブランド冥利につきるのかなと。
Coohemではメンズがスタートしたばかりで、ウィメンズ、メンズとその世界を広げてきていますが、いつかは子供達に向けたラインもできればと思っています。
ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。

Director 大江

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